【元プール監視員の経験者が教える】プールに行く前に知っておくと役立つこと

元プール監視員という立場から、プールで役立つと思う情報をお伝えしたいと思います。

夏の楽しいプールの思い出にするためにも、知っておくことで悲し事態を回避し、より楽しめるように役立てていただければと思います。

ご家族、恋人、学生同士など、プールで楽しく遊ぶためにも、是非知っておくと良いかもしれません。

この記事は、レジャー施設という場所のプールを想定して書いています。

また、ホテル、フィットネスクラブ、体育施設などのプールにも通ずる箇所もあると思うので

お役立ていただければと思います。

プール施設のルールは、それなりの意味がある

大人も子供も気持ちが浮きだち、プールを楽しもうとし羽目を外しがちです。

そうするとプール施設のルールを軽視しがちで、簡単に破ってしまわれます。

ルールを破ってしまい、取り返しのつかない結果を招いて

後からとても後悔されるお客様をたくさんみてきました。

しかし、ここで「ルールだ!規則だ!」と強く言うつもりはありません。

ここでお伝えしたいのは

プールでのルールを守ることが、楽しい時間を過ごすために必要だと

頭や心の片隅にでも置いていただけるだけで十分だと言いたいのです。

身長制限は最低限の安全基準であること

レジャー施設のプールにおいて、上から滑り降りるスライダーや、水深の深いプールなどに

安全基準を設けて、利用する人の身長に制限を設けています。

しかしこれは、必要最低限の安全基準でもあります。

なぜならいくら身長が満たされていても、水中でパニックを起こされると誰でも溺れてしまうのです。

水を飲み込んでしまったり、足がつったりなど原因は様々ですが

正常な判断を下せない精神状態になると、浅いプールでも溺れてしまうといった現象が起こります。

私が経験したケースでは

小・中学生の子で、スイミングスクールに通っていて泳ぎが得意だと言っていた子が

私の目の前で溺れてしまい、助けた経験があります。

嘘だと思うことなんですが、現実にそんな事が本当に起こっているのです。

水中でパニックになると、どんなに泳ぎが得意な方でも溺れてしまうので

身長制限などの安全基準は、本当に必要最低限でしかありません。

足がつくから大丈夫、泳げるから大丈夫だと考えていても、溺れないとは限らないのです。

休憩時間はなぜ必要なのか?

これは休憩していただき、遊ぶためのエネルギーを充電してもらうためです。

私が従事していたプール施設は、1時間ごとに10分の休憩を挟み、5分の体操というスケジュールを繰り返す運営でした。

そのため水中で遊べる時間は45分です。

15分間を休憩と準備体操に充てていただき、全力でプールを楽しんでもらいます。

そして他にも休憩を挟むことで自分の体の疲労度をお客様自身で感じ取ってもらう狙いもあります。

大人の場合は、体の負担を自覚しやすいのですが、子供の場合では話が変わります。

子供の集中力は強く夢中になって遊び続けるため、体の疲労度を自分で自覚することが難しくなります。

そのため、唇が紫色に変色していたり、体をブルブルと震えさせて遊んでいる子供も見受けられます。

中にはどこかで身体を擦りむいたのか、全身血だらけで泳いでいる子もいるのです。

休憩をする時間は自分の身体の調子を確認するための時間でもあるので、適度に休憩をして身体の調子を整えていただけたらと思います。

全てのお客様がプールを目的で来ていません

ここで少しシリアスなことをお伝えしてしまうと、プールに訪れるお客様の中には

犯罪目的で来る方もいます。

都心や地方といった場所に関係なく、必ずそいういった目的の方がプール施設に出没します。

プール施設の中には監視カメラが何台も設置されていて

私がモニターを監視していた時も、不審な方を複数見受けられました。

盗撮をする方は必ず来る

人の性に対する趣向はそれぞれで

小学生や中学生の着替えを盗み撮りする変質者もいれば

盗撮する対象の性別や年齢に関係なく盗撮をする方がいます。

中にはカップルで来ているお客様の中に、彼氏の方が他の女性を撮影していることや

夫婦で来ている旦那さんが、他の女性を盗撮するといった事案もありました。

盗撮をする方が一人で来ているとは限らないこともあるのです。

盗撮は現行犯で現場を押さえ、使用されたカメラの中に画像が残っていればそれが証拠となり

警察の方に犯人を引き渡します。

また盗撮をするタイミングは、プールのオープン初日お盆といった人が多くなる時期に多発します。

他にも、女性専用のロッカー室で同性しかいないからといって安心はできません。

今の時代では、盗撮した映像を販売目的に行うこともあり、女性が他の女性客を盗撮するということもあるので同性でも油断はできません。

もし不審に思われるような人がいた場合、周囲の人か施設の人に声をかけて報告してください。

プール施設の警備の方が不審者をマークし監視して、機会を伺いながら犯行現場を取り押さえます。

盗難事件もあるので、貴重品の管理はしっかりと

レジャーのプール施設の場合、必ず施設内を警備員が巡回をしています。

不審な人物がいないか、お客様がちゃんと荷物を管理されているか、巡回して注意を促したりしています。

しかし、いくら巡回をしているからといっても、盗難を全て防ぐことは難しく

お客様自身での貴重品の管理が必要となります。

盗まれてしまう物の中には、ブランド物の靴からビーチボールなど様々で

中にはカバンを丸ごと持っていかれる事案もあります。

そのため貴重品や大事なものはなるべくプールには持参せず

施設内の鍵が閉まるロッカーがあれば利用していただき

盗難から所持品を守る工夫をしていただきたいとお願いしたいのです。

スマートフォンが濡れても、プール運営側は保証できない

今ではスマートフォンで写真や動画を撮ることができるので、ビデオカメラを持参する方は少なくなっています。

そしてプール施設の至る所では写真や動画を残そうと、スマートフォンで撮影されている方がほとんどです。

そうなると、高い確率で起こってしまうのは水に濡れたりして水没してしまう故障です。

プールは子供が沢山いる場所で、いつどのようなことが起こるかわかりません。

私が経験したケースを思い返すと

水鉄砲の水や子供が浅いプールを走ることで水しぶきを起こし、他のお客様のスマートフォンを水没させてしまうトラブルがありました。

水没させた原因が、我が子や自身の過失ならまだ許せるのですが

誰だかわからないよその子が招いた場合では、泣き寝入りするお客様もいます。

中にはプール側に責任を求めるお客様もいましたが、プールの運営側としては責任を持つことができないので、自己責任となってしまいます。

また、プール閉館後にプールの底にスマートフォンが落ちて、水没していることもありました。

そのため、スマートフォンをプールで使用する場合は、水の上に浮くもので、かつ防水性のあるケースをつけて携帯すると安心できると思います。

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紛失した場合、監視員の方がスマートフォンを捜索するときに水の上に浮いているので見つけやすく

他のお客様の目にも留まりやすいで、落とし物として案内所に届けてくださるケースもあります。

プールの排水溝などに挟まることも無く、水圧で故障の可能性も無いので

スマートフォンが手元に戻ってくる可能性も高まります。

犯罪目的で来る方に注意しておきます

もし犯罪目的でプールに行こうと企んでいる方がいれば、一旦冷静になって考えてみてほしいと思います。

(プールそのものを楽しむ健全な方は、この項目は読まず飛ばしてもOKです)

プール運営側もちゃんと計画を練って、犯罪防止策を整えています。

逃走経路の閉鎖、警備の手配、犯人の暴行に対する防御策、警察に対する通報など、迅速に対応がとれるように事前に準備を整えています。

そして施設全体の人間が連携をとれるように、無線を常備しています。

監視カメラの映像も、鮮明に映るようなものがあるので、その方の特徴や顔もバッチリ録画されます。

さらに現行犯で捕まると、社会的な信用もなくなるのでリスクが高くなります。

捕まった時の犯人の落胆した様子を見たことがある私としてお伝えしたいのは

ちょっと冷静になって、自分を客観視してみてはどうかと思います。

または逆の立場で考えていただき、自分の見知らぬところで自分が盗撮されたり、自分の持ち物を盗られたりしたら嫌になると思うのです。

飛び込んで怪我をしてしまうと楽しくなくなる

元プール監視員の立場から言いますと、飛び込んで怪我をする方が大勢います。

本人自身だけでなく、他のお客様に怪我を負わせてしまう場合もあるのです。

飛び込んで怪我をしてしまい、その後どのような結末となったかを書いてみると

まず自分が怪我をすると、病院に行ったり怪我の処置をするため、怪我をした時点でプール施設を出ることになります。

せっかくお金を払ってプールを利用しているのに、入場料が無駄になります。

また、怪我を治すための治療費も発生するので、泣くに泣けません。

そして一人でプールに来るお客様は少なく、複数や団体で来られていると思うので

友人、知人、家族といったお連れの方も、一緒にプールを出ることになってしまいます。

せっかく楽しむためにプールに来ていたのに、自分が怪我をすることで相手にも心配をかけてしまい、楽しい時間が悲しい時間となってしまうのです。

学生の場合だと骨折したり捻挫をすると、残りの夏休みを悲惨に過ごすことにもなり兼ねません。

そして次は、飛び込んだ結果に他のお客様に怪我を負わせた場合です。

このパターンが一番辛いのです。

高校生や中学生といった学生が、小さいお子様に怪我を負わせてしまうことが多く見受けられます。

保護者の方は憤り、お子様は痛い痛いと言って泣きじゃくり、学生は反省し謝罪の言葉を述べるしかありません。

他にも、男性の方がプールに飛び込み、他人の子供に怪我を負わせたお客様もおられます。

加害者となったその男性も家族と一緒にプールに訪れており

子供を抱えた奥さんも一緒になって、怪我を負わせてしまった子供や保護者の方に謝っていました。

その現場に居合わせた経験がある立場からお伝えできるのは

せっかく楽しむためにプールに来ていたのに、相手に怪我をさせてしまうと

加害者と被害者の双方が、プールに対する嫌な思い出となってしまうということです。

飛び込みたい気持ちになる時は、ぜひこのことを思い出してみて欲しいと思います。

浅いプールほど溺れやすい

浅いプールは小さいお子様が遊ぶにはうってつけですが

水深が浅いからとって油断して、子供から目を離される方が多くいます。

深いプールとは反対に浅いプールほど、溺れてしまうお子様は沢山見受けられます。

水を飲み込んだり眼に水が入ることで、小さい子ほど水中でパニックになりやすく

大人のひざ下ほどの深さでも溺れてしまい、自力で立ち上がることができません。

浅いプールだからといって油断せず、小さい子供がいる方は目を離さず

常に子供に気を配ってください。

プールを楽しむ子供の安全を守れるのは、親であるあなただけです。

子供用のフロート(浮き輪)はしっかりしたものを選ぶ

小さい子供用の浮き輪が、かえって危険を招くこともあります。

幼児用の両足を通して使用する浮き輪は、何かの拍子にひっくり返ってしまうと

自力で元に戻すことが困難で、溺れてしまいます。

またアームフロートと呼ばれる、腕に取り付ける浮き輪ですが

外れやすいため、子供の安全を守る役目が果たされていないと感じました。

監視をしていてる最中に、お客様から落とし物としてアームフロートを預かったりすることが何度もあり、装着していても気休めにしかならないと思います。

そこで元プールの監視員としてお勧めできる安全なアイテムが、小さいお子様用のライフジャケットだと感じます。

実際にプールでライフジャケットを装着している子を見ていても

かなり安定感があり脱がない限りずっと水の上で浮いていられます。

複数のお子様の面倒を見ている親御さんなどは、子供にライフジャケットを装着させ

片方の子に気を取られていたとしても、安心されている様子でした。

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小さい子が急に走り出してプールの中にジャンプしたとしても浮いていられるので

たくさんのお子様の面倒を見ている保護者の方にとっては、とても安心できると思います。

監視員の中には泳げない人も採用されていること

この場で暴露してしまいますが、監視員の中には泳げず、水に濡れたくないといった方がいます。

?????だと思いますが、現実にそういった監視員が存在しています。

プールの監視といった仕事は、意外に体力が必要で過酷なため

アルバイトなどの求人募集をかけても、なかなか人が集まりません。

またアルバイトの方が集まったとしてもプール監視の過酷さを味わうと

途中で出勤しなくなる方も見受けられます。

そのような理由から採用する側も採用基準をゆるめにし、多くの人員を確保しようとします。

そのため、泳げなくても採用してしまうといったことが起こってしまうのです。

そこで私がお伝えしたいのは、プール施設で監視員が見ているからといって油断せず

家族やパートナー、自分自身の安全には気を配ってほしいということです。

プールの監視員の中には、いい加減な人もいると思っていただいても構いません。

全ての監視員が万能では無いのです。

この事実をお伝えした上で知っていていほしいこと

だからといって全てのプール監視員がいい加減では無く、しっかりと緊張感を持って真面目に監視している方もいます。

人の命を守る意識を強く持ち、お給料を度外視して仕事をされている方もいます。

ものすごく賃金が安くても、肉体的に過酷だろうと、人命救助という意識を持って働かれている方はいます。

そのためいい加減な監視員もいるけれど、中には真剣な監視員もいるということも知っていてほしいと思います。

まとめ

ごくごくほんの一部ですが、元プール監視員の仕事をしていた経験としてお伝えできることを書いてみました。

夏のプールを楽しい思い出にするためにも、この記事が少しでも役立てば幸いだと思います。

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