痔瘻の手術を日帰りか入院で迷うなら入院をお勧めします

痔瘻の日帰り手術をアピールする病院やクリニックが増えていますが、私の経験だけでお伝えするなら、日帰りの手術は軽い症状の方に向けた提案だと感じます。

過去に痔瘻を経験した私としては、断然お勧めなのが入院です。その理由となる内容も含めてお伝えしてみようと思います。

これから痔瘻の治療を始めようとしている方に役立つ内容となれば幸いです。

体を治す事に専念できる気持ちの余裕が生まれるから

シートン法であるゴムを用いた術式を予定されているのであれば、強く入院する事をお勧めします。

痔瘻の再発率を低下させ、傷の痛みを軽減させるためにも一週間前後の入院をお勧めします。

それはなぜかと言いますと、過去に私はシートン法の日帰り手術を選択したのですが、あまりの痛みの強さに、入院を選択しておけば良かったと後悔したからでもあります。

日帰り手術を選択した当時の私は頼れる人が居なくて、自宅での日常生活を送ることに生じる当たり前の行為が本当に大変でした。

買い出しや自炊、掃除や洗濯、入浴する行為といったこと全てが痛みを伴う行為に変わってしまいます。

こんなに痛みが強いのであれば、おとなしく入院する選択をしておけば良かったと思ったものです。

仕事の事や治療による経済的な負担を考慮するとは思いますが、短い期間だけでも入院して身体を治す事に専念した方が賢明です。

日常生活での当たり前のことが全て煩わしくなるので、治療に専念するためにも入院をお勧めします。

再発して再手術を避けるため

入院をするとそれだけ治療費は発生します。できるだけ治療費の負担を軽減したいと考えるかもしれません。

しかし、ここでは少し立ち止まって考えてみてほしいのです。

痔瘻は再発の可能性がある病気なので、再発をすると再手術を繰り返す事になり、さらに経済的な負担が増える可能性があります。

他にも治療期間が伸びてしまって、なかなか完治できない問題も生じてしまいます。

そのため、痔瘻の再発を防ぎ、再手術をする可能性を減らすためにも入院という選択は大切です。痔瘻をしっかり完治させることを第一に考えて、それから日帰りか入院かを考えてみましょう。

仕事に早く復帰しようと焦っても、仕事に集中できないから

仕事に早く復帰したいと思う方にお伝えしたいのは、術後の傷の痛みが強く、集中して仕事が出来ないという事です。

よっぽど痛みに強い方や、軽度の症状である方なら話は別ですが、すぐに仕事に復帰しても、お尻の傷の痛みのため職場にいる事がとても苦痛に感じます。

私の経験に基づいてお伝えできるのは、手術後に痛み止めを処方されますが飲んでも痛み止めなどは気休めにしかなりません。全く効果が無く痛みは変わりませんでした。

そして術後は身体から傷を治すために浸出液などが出ます。この液体は異臭を発するので、職場の方にも迷惑をかける事になります。

痔瘻または痔を経験された方が上司や職場の中にいれば、痔瘻の手術が必要な事を伝えるとすぐに理解してもらえる事もありますので、恥ずかしがらずに相談してみることをお勧めします。

一人暮らしのケース

私と同じシートン法の手術を予定しているのであれば、入院をする事をお勧めします。

なぜなら食事の用意や日常生活の雑事をこなす事が難しくなるからです。

一人でこなしていた日常生活の面の多くが、痛みのため制限されてしまうのです。

パートナーや友人などが全力でサポートしてくれるのなら日帰りでも良いのですが、誰もサポートしてくれる方がいないのなら、入院を考慮に入れてみてもらいたいと思います。

ここは本当に真剣に考えてみてほしいと思います。

一人暮らしであり日帰り手術を選ぶなら

一人暮らしであり、どうしても日帰り手術を受けるのであれば事前に食料品の買い出しと、外に行く用事を済ませておくことをお勧めします。

どうしても外出しなければ済ませられない用事は、手術をする前に優先して済ませておく事が大切です。

食料品の買い出しは、一週間から二週間分の食料をストックしておくことをお勧めします。

手術後はお尻が痛くて、買い出しに行こうとする気持ちが低下してしまったり、重い物を持つ行為や運動も制限しなければいけなくなるからです。

病院やクリニックでもらえる食品のリストなどを元に、事前に買い揃えておきます。

または、こちらの記事を参考にしてみて下さい。

痔瘻経験者がお伝えするお勧めの食品をご紹介しています。痔瘻の再発予防や早期の傷の回復、痛みの軽減などにお役立て頂けたら幸いです。
この記事は痔ろうを経験した私がどのような食事で栄養を補い、痛みを軽減させたのかについて述べた記事です。 痛みを軽減し傷の回復を早めるために、当時私が工夫しながら取り組んでいた食事方法ともいえます。

他にも、術後の二、三日以内に、傷の状態を確認するため再び診察を受ける必要があると思うので、その時の移動は公共交通機関の中では、バスや電車ではなく、タクシーを利用した方が痛みを軽減できます。

タクシーであれば自宅から病院まで直接移動が可能で、お尻の傷の負担を軽減できます。駅のの中の移動やバス停から病院まで歩く際の苦痛も無くなります。

また当然ですが、車やバイクなどで自分で運転する事は控えたほうが賢明です。

家族がサポートしてくれるのなら

家族の献身的なサポートが約束されているのなら、日帰りでも大丈夫だと思います。しかし、献身的なサポートが期待できないのであれば入院する事を強くお勧めします。

そして、家族の中で小さいお子さんがいる場合では、子供に対する心の余裕がなくなるので、落ちついて傷を癒すためにも、入院を考慮していただけたらと思います。

その方がかえって、家族に対しても負担をかける事なく安心感を与える事にもなります。

まとめ

痔瘻を経験した私個人の意見としては、全力で入院する事をお勧めします。一週間未満の短期間でも良いので、短い期間だけでも入院してほしいと思います。

痔瘻の傷を完全に治すためや、再発率を低下させるためにもこの記事が少しでも役立てていただけたら幸いです。

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